男性の中には個人差はありますが、亀頭部分が癒着または包皮輪が狭窄しているために勃起をしても露出しない場合があります。
これは包茎という症状で、衛生上の問題や性行為などにおいて痛みを感じることによって不能と扱われてしまうことがあり、手術を必要とする場合があります。
包茎手術には症状に合わせていろんな術式があり、術後の跡が残りにくく、簡単で危険性は少ないですが、術後の翌日からしておかないといけないことがあり、逆にしてはいけないこともあるので、するべきこととしてはいけないことを確認しなくてはいけません。
術後翌日からしなくてはいけないこととしてはいけないことを、ここでは解説します。

術後すぐから翌日にかけてするべきこと

包茎手術にかかる時間は平均で30分から40分程度で、病院やクリニックに滞在しなくてはいけない時間は1時間ほどです。

簡単な手術なので、会社帰りや昼間に来院して手術を受けて当日すぐに帰宅することができるので、入院する必要性がありません。
しかし男性のデリケートな部分の手術なので、術後はとても痛みが激しく、またしばらく続きます。
包茎手術後の痛みのピーク時は終了後の1時間から2時間後であるといわれ、麻酔の効き目が切れると術部の痛みが増してきます。
痛み止めとして鎮痛剤をもらうことができますから、処方してもらったら麻酔が切れないうちにまず一錠飲んでおくこととです。
痛みは翌日まで続く可能性があるので、必要であれば服用します。
また術後翌日、術部からどのくら出血をしているのかを確認します。
すっかり出血しなくなるのには日数はかかりますが、あまりにも出血する量が多く、ぽたぽたと血が垂れている場合には、術部が開いていている可能性があります。
感染症になったり出血多量で健康を害する恐れがあるので、再受診を受けなければなりません。
包帯に少し血が滲んでいる程度であれば出血量としては少ないし、術後傷口が少しずつ塞がってきている、順調に回復している証拠なので、受診をしなくても大丈夫です。

術後翌日から数日間、してはいけないこと

包茎手術後から一週間は激しい運動やセックスやオナニー、湯舟に浸かる入浴は厳禁です。
術後傷口が完全に塞がれるまでには個人差がありますが、最低でも1週間程度かかりますから、その間は体に衝撃を与えないことです。
体が動かない時間が多くなれば、傷口の治りも早くなります。また術後すぐの性行為を行うと、性器がこすれ合うことで縫い合わせた場所が開いてしまい、出血する恐れがあります。
セックスやオナニーができるようになるまでには手術から2週間ほどかかるので、傷が癒えてきても控えなくてはいけません。
また熱い湯につかる入浴は血圧を上昇させるため、やはり傷口が開く原因にもなるし、逆に菌に感染する可能性を高めてしまいます。
何日も湯舟に浸かれない、お風呂に入れないと汚れが落ちない、清潔に保たれてないように感じられますが、傷口をさらすことで細菌感染になる可能性が高まります。
入浴時はシャワーを使って体に負担がかからないように、また患部ができるだけ水やお湯で濡れないように気を付けながら入浴をすることが必要になります。
術部は包帯を巻いたままにしておかなくてはいけないので、その間尿道が圧迫されています。
お手洗いで立って排尿を行うと尿が飛び散り、衛生上よくないので、手術後1週間程度は座って用を足すことが必要です。

術後翌日から数日間、続けなくてはいけないこと

包茎手術後の経過について、手術を受けた病院またはクリニックで術後の様を見せるのと傷口の消毒をするので、手術の後3日間は通院する必要があります。

その後は自宅で自分で術部の様子を確認して消毒を行い、包帯を巻き直します。この時傷口がどうなっているのかを今度は確認します。
溶ける糸を傷口を縫い合わせるのに使った場合は関係ないのですが、ナイロン糸など術後抜糸が必要な場合は傷口の治り具合を見て、抜糸をいつするのかタイミングを計ることです。
あまり早すぎてもよくないし、遅すぎると傷口の形が醜くなる可能性がある、また傷口に糸が抜けきらなくて残ってしまうこともあるので、治り具合を観察することが大切です。
また傷口がむくんでしまい、糸がきつくて食い込んでしまう可能性もあります。
通常抜糸までには2週間から3週間を要しますが、良心的なクリニックや病院であれば糸がきつくなることを防ぐため、術後から1週間から2週間程度で縫い合わせた部分の半分だけ糸を抜く半抜糸を行うことがあります。
傷を完治させるために我慢をしていると傷口が糸できつくふさがれるのでぼこぼこに変形します。
また消毒後、自分で軟膏を傷口に塗布して包帯を巻くときも少しきつめに巻かないと隙間にリンパ液が溜まって変形してしまう恐れがあるので、包帯の巻き方にも注意は必要です。

まとめ

包茎手術の後は安静にすることと、傷口をとにかく清潔にしておくことが重要です。
傷口がきれいに塞がり、跡がわかりにくくなるのにはどうしても時間が必要ですし、自分で努力をすることで治りもよくなります。
また包茎手術後はクリニックや病院から抜糸の時期を指定されるので、時期より遅らせるようなことはせず、気持ち少し早めに行うことがよいので、そのためのタイミングを自分で自宅で手当てしながら計ることです。
無茶をすると手術が成功しても、また再受診から始めなくてはいけなくなります。
それまでどれだけセックスやオナニーをしたくてもひたすら我慢して、耐えることです。

サイトPR
包茎手術の前にカウンセリングを受けましょう
カウンセリングで信頼できる医師を見つけましょう

包茎手術の専門医MSクリニック(旧メンズサポートクリニック)
【新宿院】〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-19-5 新宿幸容ビル3階
【横浜院】〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2-11-1 横浜MSビル6階
【予約相談】0120-215-007 (24時間対応)