傷口が塞がるまで・傷跡が消えるまで

包茎手術と一口に言っても様々な症状や治療方法が存在していますが、一般的に傷口が塞がるまでには早い方でおよそ一週間程を目安にすれば良いと言われています。
「もっと早く傷口が治るようにしたい」と考えている方には、クリニックによって専用の軟膏が用意されている場合も多いですので、傷跡を目立たせたくない場合でも使用することがお勧めです。
なお、当日はむくみや腫れなどを気にする方もいらっしゃるでしょうが、基本的には特に問題はないとされています。

また、術後の傷跡は1週間から2週間ほど経過すれば徐々に綺麗に消えていくと言われていますが、包茎手術に関する経験の少ない専門医ですとギザギザとした傷跡が目立って残る場合もあります。
そういった場合には、包茎治療の再手術を得意としている専門機関も存在していますので、「どうしても傷跡が気になる」という方は問い合わせをしてカウンセリングを受けてみると良いでしょう。

術後の正しいセルフケア方法は?注意点など


一般的には包茎手術後、当日のシャワーや激しいスポーツ・アルコールなどは避けるよう言われることが多いとされています。
特に、性交渉においては患部を直接刺激してしまうことになるため、ほとんどの病院・クリニックでは禁止事項であるとのことです。
激しいスポーツや性交渉といった日常生活に付属する行為に関しましては、病院・クリニックによって若干の差があります。
手術「湯舟に浸かるのはNGだけどシャワーはOK」というクリニックも存在します。
治療内容から手術を受ける患者本人の個人差が考慮されることもありますので、ネットなどの知識からご自身で安易に決めてしまわずに、しっかりと執刀医の意見を聞くようにしましょう。
排尿や最低限の日常生活、または過度な運動量を伴わない仕事などについては特別な制限がありませんので、傷口が塞がるまではなるべく患部を安静にしつつ、普段通りの生活を送ることが可能とされています。

まとめ

「包茎手術」というものに関しては大変デリケートなジャンルの治療ですし、傷口が塞がるまでの期間や「どれくらいの時間で傷跡が目立たなくなるか」といった心配の声は多くあげられています。
しかし、経過が順調でしたら大体の人は綺麗に治るという例が一般的だと知ることで、不安や精神的負担は大きく軽減されることでしょう。
執刀医から伝えられる注意点を守り、術後の正しいケアを心掛ければ包茎手術はそれほど怖くない手術です。